【オリジナル】一発で治ります

いつかどこかに投稿したビョーキっぽいSSです。



『一発で治ります』



 高校二年生の、夏のことだ。
 そのとき俺は、校庭から聞こえてくる野球部のかけ声を遠くに聞きながら、じめじめ暑い教室で、イライラしながら美香を待っていた。

「あれ、川田君?」

 声をかけられて顔を上げると、入り口のところにジャージ姿のクラスメイトが立っていた。

「ん? ああ、氷川か」

 氷川は陸上部に所属している女子だ。明るく人当たりのいい性格で、男女問わず人気のある奴だった。

「なんだ、部活か?」
「うん。これから校庭行くとこ。川田君はどうして残ってるの?」
「美香の奴が、忘れ物したーって言って美術室だか音楽室だかに行ったっきり戻ってこなくてさ」
「へえ。それで教室で待ってるわけね」
「そういうこと。ったく、いくつになっても世話が焼けるっつーか……」

 うんざりした俺の声にかすかな笑いで答えたあと、氷川は少し躊躇いがちに聞いてきた。

「……二人は幼馴染なんだっけ?」

 特に隠すようなことでもない。俺はあっさりと頷いた。

「まあね。家が隣なせいで、昔っからピーピーうるせーあいつのお守りばっかでさー。やんなるよホント」

 しかも、不思議なことに幼稚園時代からずっと一緒の組ばかり。美香とは一度も離れたことがない。

「わたしたちが寂しい思いをしないように、神様が頑張ってくれてるんだよ!」

 とは美香の弁だ。
 さすがに神様の頑張りだとは思わないが、確かに何かしらの作為を感じないでもない。

(っつっても、美香と俺が一緒にいて得する人間なんていないと思うしなあ)

 そんな訳で、俺の思考はいつもその段階で止まってしまうのだった。
 そうやってぼんやりと考えこむ俺を見て、氷川が意味深に笑う。

「ふふ。でも、皆は二人が恋人同士だと思ってるみたいだけど?」

 その認識はあんまりだ、と思ったので、すかさず反論する。

「はぁ!? 冗談じゃない、子供とその保護者、みたいなもんだよ」

 氷川は一瞬驚いたように目を瞬かせた。小首を傾げて、探るような口調で聞いてくる。

「……そうなの?」

 変な噂を立てられてはたまらないと思い、俺は早口に答える。

「そうなの。おかげでこっちは毎朝毎朝起こしに行ったり忘れ物ないかチェックしてやったり、帰りだって猫に気ぃ取られて道に迷ったりボロボロボロボロなんか落としてたり……」

 改めて思い返してみると、本当に世話が焼ける奴だ。

「ホント、俺がいなきゃどうなってんだか」

 俺が時間を込めて深々とため息を吐くと、氷川はおかしそうに笑った。

「苦労してるのね」
「そうなんだ。あー、俺はいつまであいつの面倒見てやらなきゃならねえんだか……」

 そうぼやいたとき、不意に氷川がじっとこちらを見つめて、囁くような声で言った。

「……ね。それじゃ、これからはわたしも一緒に、あの子の面倒見てあげましょうか?」
「……へ?」

 何を言われたか分からず、間抜けに口を開いたまま相手を見る。氷川はほんの少し不安そうに目を細める。

「……いや?」
「いや、っていうか……え、それって、つまり、あの……」

 唐突な状況に混乱して、俺は何も言えなくなってしまう。
 氷川はそんな俺を数秒も無言で見ていたが、こらえきれなくなったように吹きだした。

「……ぷっ」
「あ?」
「あははははは、川田君、顔真っ赤!」

 腹を抱えて笑う彼女を見て、ようやくからかわれたのだと気がついた。顔が熱くなる。

「ひ、氷川が変なこと言うからだろ!?」
「あははは、ごめんごめん……あら?」

 ふと、氷川が教室の入り口の方を見て、笑いを収めた。
 つられて俺もそちらも見るが、特に変わったものは見当たらない。

「どした?」
「今、あそこのところに、チラッと黄色いリボンが見えたような……」

 黄色いリボン、と言われて、俺の脳裏に見慣れた女の子の姿が浮かぶ。

「……美香か? でも、足音もしねえし……それに、あいつが来たなら、大騒ぎしながら飛び込んでくるはずだけどな」
「そうよね。ごめん、わたしの気のせいだったかも」

 氷川は軽く謝ったあと、「さてと」と言って、踵を返しかけた。

「それじゃ、わたし、そろそろ行くね?」

 引き留める用事もないので、俺は気楽に手を振った。

「おう。じゃーな」
「うん。……あ、川田君」

 教室の半ばまで行きかけたところで、不意に氷川が振り返る。

「なんだ?」

 氷川は悪戯っぽく微笑んだ。

「……さっきの、半分だけ、冗談だからね?」
「え?」
「……じゃ」

 聞き返す間もなく、氷川の細い背中が教室の外に消える。
 俺はその方向から目をそらすこともなく、ぼんやりしたまま先程の言葉の意味を考える。

「……半分っつーことは、もう半分は本気ってことか?」

 氷川の悪戯っぽい笑顔が、再び脳裏に蘇る。心臓が無闇に高鳴り始めた。

「クーッ! あのちんちくりんの相手をすること早十数年、俺にもようやく他の女と縁を結ぶ機会が回ってきたって訳かっ!」

 あまりの喜びを抑えることが出来ず、俺は帰り道でもウキウキしっぱなしだった。
 いつもはうるさい美香がその日は何故かあまり喋らなかったので、俺は思う存分明日からの楽しい
日々に思いを馳せることができた。



 翌日になると、美香はいつも通りの騒がしいちんちくりんに戻っていた。

「んでね、百円玉がころころ転がっちゃって、追いかけてったらボッチャンって」

 何が楽しいのか、無駄に身振り手振りをつけながら、昨日の思い出を喋り捲っている。
 夜中部屋の電気が消えているから妙だとは思っていたが、百円玉を追いかけていたとは。

(相変わらず間抜けな奴だなあ)

 朝の廊下は人が多いが、こういう美香の姿はいつもどおりのことなので、今更注目を集めることもない。
 同時に、そういう無駄話を聞かされる迷惑さ加減も、いつもどおりのことだった。

「なんで朝っぱらからお前がドブに落っこちた経緯聞かなくちゃならねーんだよ……?」

 うんざりしながら教室に入ったとき、俺は異変に気がついた。

「なんだ、なんかヤケに騒がしいな。泣いてる奴もいるぞ……?」
「……どうしたんだろうねえ……?」

 隣で美香も首を傾げる。クラスメイトの一人が俺に気がついて、慌てた様子で駆け寄ってきた。

「あ、おい川田! 大変だ、氷川が昨日死んだってよ!」

 出し抜けに言われて、俺は一瞬何を言われたのか分からなかった。

「……は?」

 ぽかんとしたまま聞き返すと、そのクラスメイトはもどかしそうに繰り返した。

「だから、死んだんだよ、氷川が!」

 ようやく言葉の中身が理解できた。

「死んだって……な、なんで!?」

 昨日の悪戯っぽい笑顔が頭に浮かぶ。あんなに元気だったのに、急に死んだと言われても信じられない。
 混乱する俺の前で、クラスメイトは顎に手を当ててもっともらしい口調で言った。

「それが、死因は不明らしい。昨日の晩飯食ったあとに急に苦しみ出して……そのまま、とか。でも食中毒でもなさそうだし、体の中から有害な物質が……ってのもないらしいんだよ」
「……」
「謎だよなあ。毒でも盛られたんじゃねーかって話もあるけど、氷川に限って恨みを買ってた噂もねえし……お前はどう思う?」

 不意に、怒りが沸いてきた。クラスメイトである氷川が死んだというのに、こいつは何を面白がっているんだ?

「……クラスメイトが死んだのに謎解きごっこってのは、不謹慎なんじゃねえのか?」

 怒鳴り声にならなかったのは奇跡だったと思う。
 目の前のクラスメイトは、はっとした様子で俺から目をそらした。

「あ……わ、悪い。なんか落ち着かなくて、ついつい、さ……ごめん」

 そう言われて、ようやく少しだけ冷静になれた。

「いや……すまん、俺も、どうかしてるみたいだ」

 そのクラスメイトに謝ったあと、俺は誰とも話すことなく自分の席に向かった。
 椅子に座ると、完全に力が抜けてしまった。もう、何をする気にもならない。

「……大丈夫、コウちゃん?」

 隣に座った美香が、心配そうに声をかけてくる。教室と同じく、席順もまた、こいつとは大抵隣とか後ろとかになるのだ。

(ああ、いけねえ。俺がこんな顔してちゃ、こいつも元気なくしちまう)

 頭の片隅に、少しは冷静な部分が残っていたらしい。
 俺は無理矢理笑おうとしたが、結局形にならなかった。
 情けない表情を、美香に見せていることが悔しい。

「……悪い。なんか、急すぎてさ……俺、昨日の放課後氷川と話したんだぜ?あんなに元気だったのに、いきなり死んだ、なんて……何がなんだか分かんねえよ」

 しかも、口から出るのは言い訳じみた泣き言ばかりだった。
 頭が無闇にグルグル回っているようで、何も考えられない。
 美香もまた突然のことに混乱しているらしく、いつもの無邪気さが信じられないような無表情で、
俺を見下ろしていた。

 こうして、氷川は死んだ。
 彼女の死は深い傷となって俺の心に残ったが、悲劇はそれだけに留まらなかった。
 一週間後、西田が死んだ。
 氷川の死を引き摺る俺のことを元気付けようとしてか、一緒に遊びに行こうと誘ってくれた女の子だ。
 それから三日後、新谷が死んだ。
 ほとんど鬱のようになって、何も出来なくなってしまった俺を、あれこれと助けてくれていた女の子だ。
 その翌日、三浦が死んだ。
 ひょっとして自分に原因があるのでは、という俺の疑いを、気楽に笑い飛ばしてくれた女の子だ。
 さすがにこうも連続して俺の周囲で人が死ねば、誰だって不信感を抱く。
 それはクラスメイトだけでなく、警察関係者も同様だった。
 俺は連日のように取調べを受けたが、結局証拠は何も出てこなかった。
 俺だって何も知らないのだから、話せることは何もない。
 ただ、その頃になると、何か自分に原因があるらしいということには薄々感付いていた。
 また俺に優しくしてくれた奴が死んでしまうのではないかと思うと、人に近づくのが怖かった。
 周りの連中も同じ事を考えていたらしく、俺は徐々に孤立していった。
 誰に話しかけることもなく、誰かから話しかけられることもない。
 唯一美香だけは俺に構ってくれていたが、正直な話、何の救いにもならなかった。
 俺は学校に行かなくなった。

 部屋に引きこもるようになってから、夢に死んだ奴らが出てくるようになった。
 彼女らは闇の中から何かを必死で叫んでいるのだが、俺の耳には声が届かない。
 最初は恨み言を言われているのかと思ったが、何故か彼女らの表情は、いつもこちらを案じているような感じだった。
 そんな顔で必死に呼びかけてくれているのに、俺にはやはり聞き取れないのだ。
 悔しさで目を覚ますと、涙に滲んだ視界の中央に、美香の心配そうな顔がある。

「大丈夫? うなされてたよ、コウちゃん」

 美香は今も普通に学校に通っているが、毎朝、登校する前に俺を起こしに来てくれる。
 昔とは、立場が逆転してしまった。俺は邪険に手を振って美香を追い払おうとする。

「行けよ。いちいち来なくてもいいって言ってんだろ」
「ダメだよ。コウちゃんに元気になってもらいたいもん。ね、本当に大丈夫、コウちゃん? 具合悪くない?」

 美香の優しい声が胸に染みる。荒んだ心が温かくなってくるのが分かる。
 その感情を、俺はあえて胸の奥に押し込んだ。代わりに、舌打ち混じりに怒鳴りつけてやる。

「うぜえんだよ! なんでお前なんかに見下さなくちゃなんねえんだ、クソがっ!」
「そんな、見下すなんて、わたし……ごめん、そんなつもりじゃなかったの」

 俯く美香の目が涙で潤む。その小さな体を抱きしめたい衝動を必死に抑えて、俺はひっ掴んだ枕を思い切り投げつけた。

「そういう態度が見下してるって言うんだよ。人をキチガイみたいに扱いやがって」
「違うよコウちゃん、そんなんじゃ」
「うるせえ、お前なんかに俺の気持ちが分かるかよ! さっさと出てけ、バカ!」

 子供じみた口調で喚き散らし、俺は布団の中に潜り込む。
 この態度に呆れて、美香がこの部屋に寄り付かなくなればいいと思った。
 だが、心の隅では、そんなことは絶対にあり得ないと知っていたのかもしれない。

「コウちゃん」

 優しく囁いた美香が、布団の上からそっと俺の体を抱きしめる。

「わたしのこと、心配してくれてるんだね」

 やはり、美香は俺の考えなど完全にお見通しだったようだ。

「……何のことだよ」
「わたしがコウちゃんのそばにいると、他の女の子たちみたいに死んじゃうかもしれない、って思ってるんでしょ」

 違うよ、と言おうとしたが、声が詰まった。
 俺は観念して、深く息を吐き出した。ゆっくりと布団をどけて、ベッドの上で身を起こす。傍らに立っている美香は、静かな微笑を浮かべてこちらを見下ろしていた。その表情を見ていられず、俺は俯いて目をそらす。

「分かってるのなら、俺にはもう近づくな」
 声が震えた。情けないことに、涙が止まらない。
「お前が心配してくれるのは、正直凄く嬉しい。でも、だからこそ、この上お前まで失っちまったら、俺は今度こそ……」
「大丈夫だよ」

 女々しい俺の泣き声を遮って、美香が底抜けに明るい声で言った。顔を上げると、そこにはいつもどおりの、能天気そうな笑顔があった。その笑顔がやけに眩しく感じられて、俺は思わず目を細める。

「何が、大丈夫なんだ」
「大丈夫なものは大丈夫。わたしは絶対死なないよ。コウちゃんを一人ぼっちになんかしない」
「どうしてだ。お前と他の連中と、何が違うって言うんだよ。何の根拠があってそんなこと言うんだ」
「簡単な話だよ」

 美香は迷いなく言い切った。

「だって、わたしのことはコウちゃんが守ってくれるもの」

 俺は内心呆れてしまった。意味不明と表現してもいいほど、美香の言葉は無茶苦茶だった。
 だが、その無茶苦茶な理屈から、俺に対する絶対的な信頼感が窺える。
 また目頭が熱くなって、俺は気がつくと夢中で美香を抱きしめていた。

「痛いよ、コウちゃん」

 胸の中で身じろぎする美香を、さらに強く抱きしめる。

「お前がバカなこと言うからだ」
「理屈になってないよ」
「お互い様だろ」
「そだね」

 美香がおかしそうに笑い、おもむろに目を閉じる。
 その小さな唇に自分の唇を重ねながら、俺は確かな希望を感じていた。
 こいつだけは、ずっと俺のそばにいてくれる。
 何故か、理由もなくそう確信できた。



 こうして、俺はまたこわごわながらも外に出られるようになった。
 長い間学校を休んでいたせいで遅れを取り戻すのにはかなり苦労したが、いつもそばにいてくれる美香のおかげで何とか乗り切ることが出来た。
 卒業、進学、就職と、それからの俺の人生は驚くほど順調に進んだ。
 高校時代のように周囲の人間が死ぬこともなく、時は穏やかに流れていく。
 それでも、念のため警戒して、出来る限り美香以外の人間とは親しくならないように注意していたが。
 そんな風に生活していれば当然ながら愛情も深くなっていくわけで、俺は20代前半にしてめでたく美香と結婚することになった。
 周囲からは散々冷やかされたが、俺は間違いなく幸せだった。
 ずっと変わらずそばにいてくれる女性と、一緒になれたのだから。

「そう言えばよ」
「なあに、コウちゃん」

 椅子に座って編み物をしていた美香が、顔を上げてこちらを見る。
 そのお腹は大きく膨らんでいる。照れくさいが、二人の愛の結晶というわけだ。

「いや、お前がずーっと大事そうに持ってる小箱さ。あれ、何が入ってるんだ?」

 同居するようになってから、ずっと不思議に思っていたことだった。
 美香は何でもなさそうに答える。

「ああ、あれ? あれにはね、お薬が入ってるんだよ」
「薬? 何の?」

 持病などなかったはずだ。不思議に思って聞くと、美香は俺の顔をじっと見つめてきた。。

「特効薬だよ」
「特効薬?」
「そう」

 美香がにっこりと微笑む。

「コウちゃんが、悪い病気にかかっちゃったときのための」

 何故か、背中がぞくりと震える。
 それを誤魔化すように、俺は美香に笑い返した。

「へえ。悪い病気って、なんだ?」
「凄く深刻な病。それにかかっちゃうとね、コウちゃんはとっても不幸になっちゃうの」

 淡々とした声だ。

「でも、安心していいよ。あの薬さえあれば、病気は一発で治っちゃうから。副作用もないんだよ」

 何故か、死んだ女の子達の顔が脳裏を過ぎる。
 どうして自分がそんなことを考えるのか、俺にはさっぱり分からない。
 頭の隅で、何かが激しく警告音を鳴らしているような気がした。

(何だってんだ? 別に、何も悪いことなんか、ねえだろ?)

 自分にそう言い聞かせながら、俺は無理に会話を続ける。

「そりゃ頼もしいな。今度風邪引いたとき飲んでみるかな」

 そう言った瞬間、美香が物凄い声で怒鳴った。

「それはダメ!」

 驚くほどに大きな声。美香は怒鳴ったあとではっとして、誤魔化すような笑みを浮かべた。

「あ、えーと、あのね、取っておきの薬だから、風邪なんかに使っちゃったら勿体無いよ」
「じゃあ、どんな病気に使うんだ?」
「悪い病気だよ」
「だから、具体的な病名とかさ」
「悪い病気」

 あくまでも答えないつもりらしい。胸に広がる嫌な感じから目を背けて、俺は笑った。

「なんだよそりゃ。秘密ってことか?」
「まあ、そうかな。それにね」

 と、美香は含みを持たせた口調で付け加えた。

「心配しなくても、コウちゃんはもうその病気にはかからないと思うよ
「どうしてだよ」

 妙に自信ありげな様子に疑問を感じて聞くと、「だって」と美香は大きなお腹を撫でながら答えた。

「もう、免疫が出来てるはずだもんね」

 再び背中がぞくりと震えたのを、俺はあえて無視した。



 俺は今でもよく、あの夢を見る。
 死んだ女の子達が、必死に何かを伝えようとしている夢だ。
 その夢を見るたびに、俺は彼女達の声が聞こえないように両手で耳を塞ぐ。うるさい黙れと叫んで、声を掻き消してしまう。
 だって、俺は幸せだから。
 ずっと美香がそばにいてくれる。それだけで十分だ。それ以上は何も求めない。何も知る必要がない。
 恐れたり疑ったりするものなど、何もないのだ。

 <了>
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