【ゼロ魔SS】犬竜騒動(1)―犬の王子―

昔某所に投稿したゼロの使い魔SSです。
原作1桁巻ぐらいの頃に書いたSSなので設定が古いです。
 


『犬竜騒動(1)―犬の王子―』




 それは、アルビオンとトリステインの間で戦争が始まるより、少し前のこと。
 トリステイン魔法学院に通うメイジの少女、タバサの使い魔であるシルフィードは、学院から少し離れた森の木陰で、のんびり昼寝をしている最中であった。
 虚無の曜日ということもあって、本好きの主人は学院の寮に閉じこもって読書に没頭している。急な任務でもない限りは呼び出されることもないので、シルフィードの方も一人気ままに過ごしているのだった。
 使い魔、と言っても、シルフィードは蝙蝠や蛙の類ではない。ハルケギニアに多数生息している魔獣の中でも、かなり高位に位置する竜という名の種族。その中でも極めて高い知力と体力を有する、風韻竜という種類の竜なのである。とは言えまだ齢200ほどであり、幼竜と呼んでも差し支えない年齢だ。体格も知能も人間とは比較にならないほど発達しているが、それでも同種の中から見れば、まだ幼い少女に過ぎないのである。色気よりも食い気。シルフィードは、そんな言葉がよく当てはまる、メスの幼竜なのだった。

(おねーさまは、今日もむっつり顔で読書読書)

 目を瞑ったまま、シルフィードは鼻息を吐き出した。

(あんなに本ばっかり読んで、どうして飽きないのかしら。きゅいきゅい)

 文句と言うよりは、単純に疑問なのである。ちなみに今日タバサが読んでいた本は童話の類で、白馬の王子様が登場するような、子供向けの物語であった。タバサは内容問わず本を読むこと自体が好きなので、たまにそんな本を読んでいることもある。

(白馬の王子様、か)

 シルフィードはじゅるりと舌なめずりをする。

(挿絵の白馬、おいしそうだったのね)

 色気よりも食い気のシルフィードらしく、頭の中は既に肥えた白馬を食べる想像で一杯だった。閉じた顎の隙間から、大量の涎が垂れ落ちてくる。
 そのとき、シルフィードの耳が異音を捉えた。柔らかい草を踏みながら近づいてくる人間の靴音と、それについてくる一頭の馬の蹄の音。しかも、意外なほどに距離が近い。どうやら、まどろんでいたせいで音を察知するのが遅れてしまったようである。

(どうしよう)

 シルフィードは戸惑った。相手はおそらくこの付近の農民か何かだろう。大抵素朴で臆病な性格だから、こんなところで竜に遭遇したりしたら恐慌をきたして逃げ出してしまうかもしれない。「あの森で竜を見かけた」なんてことを吹聴されたら、大騒ぎになってしまう。

(そんなことになったら、タバサおねーさまにご飯抜きにされちゃうのね)

 かと言って、飛び上がって逃げるには距離が近すぎる。姿を目撃されようものなら、やはり大騒ぎだ。
 せめてタバサが近くにいたら、「メイジと使い魔か」と安心してもらえたのだが。
 迷っている内に、正面の木々の隙間から、何者かの姿が垣間見えるようになった。こうなっては仕方がないと、シルフィードは狸寝入りを決め込むことにした。目撃する方にとっても、起きている竜よりは寝ている竜と遭遇した方が、落ち着いて対処しやすいであろう。
 そんな風に考えたのだが、それは結局無用な気遣いというものだった。

「あれ、タバサの竜じゃんか」

 木々の向こうから姿を現したのは、シルフィードにとっては見知った顔だった。黒髪に黒目、平均的な体格をした少年である。

(あ、ご同類なのね)

 シルフィードは、彼のことをよく知っていた。彼女の主、タバサと同じ学年の学院生である、ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールが召喚した、使い魔の少年である。人間の使い魔など前代未聞だということで、学院内ではちょっとした話題の種になっている。

(名前は、えと、ヒラガサイト、とか言ったのね。変な名前)

 とりあえず騒がれることはなさそうだと安心して、シルフィードはぱちりと目を開く。才人は大人しそうな白馬の手綱を引いて、こちらに向かって歩いてきた。

(おいしそうな馬なのね)

 先程の想像がまだ頭に残っていたため、ついそんなことを考えてしまう。そのとき、不意に才人が口を開いた。

「お前何やってんの、こんなところで」

 あまりにも自然に話しかけられたものだから、つい、

(お昼寝中なのね)

 と、思わず人語で答えそうになって、シルフィードは慌てて竜の鳴き真似で返事をした。才人の方もさすがに竜が喋るとは思っていなかったらしく、「って、聞いたって答えられる訳ねえか」と頭を掻いて苦笑している。

(危ない危ない)

 シルフィードは内心息を吐いた。高度な知能を持つ風韻竜にとっては、人語を話すことなど朝飯前だが、あれこれ面倒なことになるからという理由で、今はタバサに禁じられている。彼女が人語を使ってもいい相手は、今のところ主人一人だけなのである。

「しっかし、やっぱ間近で見るとスゲーなお前。竜なんてゲームでしか見たことねえよ。うおー、やっぱたくましいねー翼とか鱗とか。ちょっと触らしてくれよ」

 才人は怯える馬を近くの木につないだあと、シルフィードに近寄ってきた。鼻先の距離で物珍しげに彼女の体を眺め回しながら、時折ペタペタと皮膚に触れ始める。シルフィード、というか、竜という凶暴な動物を怖がるような素振りは、全くない。

(変な人なのね)

 シルフィードは内心首を傾げる。
 たとえば普段から飛竜と接している竜騎士だって、これほど気安く、自分のものでもない竜に近づいてきたりはしないものだ。どんなに慣れているつもりでも、所詮相手は獣だから、扱いには細心の注意を払う。竜に慣れていない人間なら、怯えて近寄りもしないだろう。
 そういう、他の人間とは根本的に違う反応を見せるこの少年に、シルフィードは少々興味をそそられた。

(前から少し気になっていたけど、実際どんな人なのかしら)

 才人は、シルフィードの翼の辺りを無遠慮にペタペタ触って、「おー、やっぱかてーなー」などと面白がっている。
 好奇心旺盛なこの少年に対して、シルフィードは「陽気で気さくな人」という評価を下している。触られたからと言って、別段嫌悪感が沸くこともない。シルフィードは触られているお返しにと、首を後ろに巡らして遠慮なく才人のことを観察し始めた。
 黒髪黒目に平均的身長、見慣れない素材で出来ている見慣れないデザインの服を着ている。顔は取り立ててよくもないが、ブサイクというほどでもない。今は好奇心に輝いているその顔には、根本的な明るさや陽気さがあり、その点は大きな魅力として捉えられる。

(うん。やっぱり、タバサおねーさまのお相手には、この人が一番なのね)

 シルフィードは自分の眼鏡に満足しつつ、心の中で何度も頷く。こういう明るい人と深く付き合えば、主人であるタバサも影響を受けて少しは明るくなってくれるだろう、という期待がある。
 じっと見つめられていることに気付いたらしく、不意に才人がこちらを向いた。

「ん、どうした、俺の顔になんかついてるか」
(目と鼻と口がついてるのね)

 またも人語で返事をしそうになって、シルフィードは慌てた。どうも、この少年は気さくすぎるようである。相手にあまり警戒心を持たせないこの雰囲気を、親しみやすいと表現すべきか、それとも間抜けだと笑うべきか。

(うん、でも、タバサおねーさまのお相手には、このぐらいお間抜けな人がぴったりなのね)

 結局、そこに行き着くのである。上機嫌にきゅいきゅい鳴き声を上げるシルフィードに、才人もまた楽しそうな笑いを返してくる。

「なんだお前、急にご機嫌になったな。面白れー奴。それにしても」

 と、才人は急に顔をしかめて、シルフィードの皮膚を軽く手で撫でた。

「なんか、ずいぶん汚れてんなーお前」
(そうかしら)

 シルフィードは「きゅい」と一声鳴きつつ、首を傾げる。すると、その心の声が聞こえたかのように、才人はもっともらしい顔をして頷いた。

「そうだって。なんか、泥だらけだぜ。折角の綺麗な青い肌が台無しだぞ、これじゃ」

 泥だらけというのは、他のところで遊んできたり、ここで寝そべったりしていたせいだろう。同時に、綺麗な肌、と褒められたので、シルフィードは嬉しくなった。お礼にと、長い舌で才人の顔を舐めてやる。が、いかんせん舌が大きすぎるせいで、才人の顔が涎でベトベトになってしまった。

「ちょ、お前ホント機嫌いいな。なんか嬉しいことでもあったのか」
(褒めてくれたのね)

 シルフィードはきゅいきゅい泣きながら首を上下させる。才人は少しぎょっとしたような顔をした。

「なんだお前、俺が喋ってること分かるのかよ」
(あ、まずい)

 普通の竜は喋らないどころか人語を理解することもない。これでは「こいつは普通の竜とはなんか違うんじゃないか」と疑われてしまいそうだ。
 だが、シルフィードの危惧とは裏腹に、才人はまたも感心した表情で何度か頷いてみせた。

「スゲーな。竜ってのは頭もいいんだなー」

 どうやら、普通の竜の生態を知らない様子である。シルフィードにとっては好都合だった。ここぞとばかりに首を上下させ、相手の言葉が理解できることを伝える。

「そか。言葉が分かるなら、話は早い。こっからちょっと行ったところに川があるんだけどよ、そこ行こうぜ。体洗ってやるからさ」

 才人は森の向こう側を指差してみせる。彼が歩いてきた方向とは逆である。どうやら、その川を目指して歩いていたらしい。

「いやー、ルイズにちょっと悪戯したら、むっちゃくちゃ怒りやがってよ。あの白い馬の散歩と、体洗うの命令されちゃったんだよね。しかも『馬に乗るのは禁止』とか言うんだぜ。おかげでここまで来るのにどんだけかかったか。ったく、人使いが荒いよな、あの女」

 話が通じると知った途端、急に愚痴っぽくなった。それでも大して不快感を感じないのは、口調が冗談っぽいために単なる雑談にしか思えないせいだろうか。

(きゅいきゅい。やっぱり、おねーさまにはこの明るさが必要なのね)

 シルフィードの中で、またも才人の評価が一段上昇する。自身がそんな風に見られていることには気付かないらしく、才人は木の幹に結び付けていた手綱を解きながら、こちらを振り返った。

「さあ、行こうぜシルフィード。お前、メスなんだろ。女の子なら、身だしなみには気を遣わなくちゃな」

 そんなことを、さらりと言ってくる。
 シルフィードの中で、才人の評価がまた一段上がった。



 才人の後に続いて(と言ってもシルフィードの巨体では森の中は歩けないから、空を飛んで追ったのだが)辿りついたところは、森の中を流れる小さな川の岸辺であった。幅はシルフィードの体より少し大きい程度で、深さはそれほどない。要するに、彼女にしても才人が連れてきた馬にしても、中に入って水浴びするという訳にはいかないのだった。

「さて、それじゃあ洗ってやるからな」

 才人はそう言いつつ、馬の背に括り付けていた荷物袋を下ろし、中から桶と大きなブラシを取り出した。それで水を汲みながら、馬の体を洗うつもりらしかった。

(でも、シルフィの体大きいから、たくさん時間かかっちゃうのね。遅くなったら、またあの怒りんぼのご主人様にお仕置きされちゃうのね)

 少々心配だったので、シルフィードはきゅいきゅい鳴きながら首を傾げる。才人はズボンの裾を捲り上げながら、苦笑しつつ振り返った。

「安心しろって、時間かかると思うけど、ちゃんと綺麗にしてやるからさ」

 そういう意図ではなかったのだが、才人には伝わらなかったらしい。靴も脱いで川に入ると、「おー、ちべてー」と笑いながら、桶に水を汲んで戻ってきた。そして、まず最初に馬の方から洗い始める。

「悪いな、先にこいつからやっちまうから、待っててくれよ」

 この場合は別に人間の女の子相手でもないし、特にマイナスポイントではないな、と心の中で採点しつつ、シルフィードは「きゅい」と一言鳴いて返事をする。才人はブラシで馬の腹を擦りながら笑った。

「やっぱ言葉通じると面倒がなくていいなー。ちゃっちゃと済ませちまうから、待っててくれな」

 そんなことを言いつつ、一生懸命ブラシがけをしている。馬の反応を見て力加減も調節しているようで、理不尽な罰として命ぜられた割にはずいぶん丁寧な仕事振りである。

(根は真面目なのかしら。ううん、使い魔にされて、下っ端根性が身に染み付いてるのかもしれないわ。きゅいきゅい)

 判断に迷うところだった。
 才人は馬の体を洗い終えると、また手綱を近くの木に繋いで、シルフィードに近づいてきた。

「お待たせ。さあ、綺麗にしてやるぞー」

 やたらと楽しげに言いながら、また桶に水を汲んで帰ってくる。

「っつーか、ブラシがけしていいもんなのかな。な、痛かったら言ってくれよ」

 シルフィードの耳元で囁いてから、ブラシがけを始める。シルフィードの体が馬とは比べ物にならないほど大きいせいで、予想以上に時間がかかり、何度も何度も川と川原を往復することになる。それでも途中で文句を言うこともないし、それどころかいちいち「どーだ、痛くないか」「傷とかねーよな。しみるとことかあったら言えよ」だのとこちらを気遣ってくれる。実に好印象である。

「おっし。これでいいだろ。どーよ、綺麗になっただろ」

 シルフィードは首をめぐらして、自分の体を見てみた。体表面を覆う鱗全体が夕陽に輝いてきらきらと光り、なかなか美しい光景を生み出している。才人の仕事の丁寧ぶりに、シルフィードは大満足できゅいきゅい鳴いた。
 その嬉しそうな様子がきちんと伝わったらしく、才人は満足げに腕を組む。

「そか。喜んでくれて、俺も嬉しいぞ」

 疲れた体をほぐすように、空似向かってうんと背伸びをする。

「さ、そろそろ帰るかー、って、うわ」

 不意に、才人が周囲を見回して焦ったような声を上げる。既に日も落ちかけて、辺りは燃えるような色に染まっていた。

「やっべ、夢中になってて時間忘れてたよ。こりゃまたお仕置き確定だな」

 才人は一度肩を落としてから、慌ててこちらに振り向き、大きく手を振った。

「ああいや、別にお前のせいじゃねえからよ。気にしなくてもいいぜ。俺が好きでやったことだし」

 なかなかの気遣いである。シルフィードはますます嬉しくなり、同時に、才人のために何かしてやりたくなった。

(そうだ。シルフィの背中に乗っけて、送ってあげればいいのね)

 我ながら名案を思いついたとばかりに、シルフィードは早速才人に背中を向けて、一声鳴く。意図は十分伝わったらしい。

「え、乗れってのか。でもな、馬もいるし」
(それなら)

 シルフィードは、木のそばに歩いていって、前脚の爪で器用に手綱を解くと、馬の腹を口で咥えた。馬は食われるかと思ったのか激しく暴れたが、その程度なら力ずくで抑えられないこともない。

(大丈夫なのね)

 シルフィードは馬を咥えたまま、才人の元へ戻る。彼は苦笑しながら、シルフィードの背中に乗ってきた。

「それじゃ、悪いけど頼むわ」
(任しとくのね)

 シルフィードは張り切って、大きく翼を広げた。



 歩いたら一、二時間はかかるであろう距離を、二十分ほどで一っ飛びして、才人とシルフィードはトリステイン学院の広場に戻ってきた。背中に乗っていた才人も、口に咥えられていた白馬も、もちろん無傷である。

(ついたのねー)

 馬をゆっくりと地面に降ろしつつ、シルフィードはその場で立ち止まる。才人が背から飛び降りて、シルフィードの頭を軽く撫でた。

「ありがとう、助かったよ」
(お礼が出来て嬉しいのね)

 シルフィードはまたきゅいきゅい鳴いて返答する。才人も目を細めてシルフィードの頭を撫でていたが、ふと何かに気付いたように「あ」と声を上げた。

「お前、そこんとこ怪我してるぞ」

 何かと思って首を巡らしてみる。確かに、指差された翼の端の方に、小さな傷がついていた。どうやら、張り切って翼を広げたときに木の枝か何かに引っ掛けてしまったようである。

(でも、このぐらい平気なのね)

 シルフィードはそう思ったのだが、才人は「ちょっと待ってろ」と言い置いて寮の方に向かって走っていき、数分後に一人の女性徒を連れて戻ってきた。

「ちょっと、なんなのよ突然」
「いいからちょっと力貸してくれよ。怪我人だ、怪我人」
「怪我人、って」

 才人に手を引かれて走ってきたその女性とは、シルフィードを見つけると、ぎょっとした顔で一歩身を引いた。

「タバサの風竜じゃないの。怪我人って、これ?」
「これ呼ばわりすんなよな。ほら見ろ、ここんところに傷があるだろ」
「かすり傷じゃないの。こんなの治すのに魔法使えっていうの?」

 モンモランシーが呆れた声で言う。シルフィードもその点に関しては同意見だったのだが、才人は何故か不満そうに答えた。

「いいじゃんか、減るもんじゃねえし、かすり傷なら治すのも大したこっちゃねーんだろ」
「そりゃそうだけど」
「大体な」

 と、才人はシルフィードの頭にそっと手を乗せた。

「女の子なんだぜ。いつまでも体に傷が残ったままじゃ、可哀想だろ」

 その言葉に、シルフィードは妙な感覚を覚えた。暖かいような、むず痒いような感じである。
 モンモランシーは先程よりもさらに表情を引きつらせて、また一歩下がる。

「なに、あなた、今度は竜にまで手を出そうって言うの」
「ちげーよ。いや、なんか、こいつスゲーいい奴だし、こっちの言葉分かるみてーだからさ。ついつい人間っぽく扱っちまうんだよなー。な、シルフィード」

 問われたシルフィードだったが、先程の才人の言葉に少し衝撃を受けていたせいで、返事をするのを忘れてしまった。モンモランシーが不審そうな顔をする。

「無反応じゃないの」
「あれ、おっかしーなー」
「おかしいのはあなたでしょ」

 呆れた声で言いつつも、モンモランシーは「仕方が無いわね」とため息混じりに杖を取り出した。

「分かった。治してあげるわよ。その代わり、その子おとなしくさせててよね」
「大丈夫だよ。さっきも言ったろ、こいつスゲーいい奴なんだぜ」
「本当? 噛み付いたりしないでしょうね」
「しねーよ、俺が保証してやらあ」

 才人は力強く断言する。またも、シルフィードは妙な居心地の悪さを覚える。いや、もしかしたら、居心地の良さ、なのかもしれない。何にしても、シルフィードにとってはどうも慣れない感覚である。

(きゅい。シルフィ、なんか変な気分なのね)

 傷を治療してもらっている間も、シルフィードはそんな風にずっとぼんやりしていたのであった。
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